ChatGPTプレゼン資料作成用プロンプト|Canvaと合わせて業務時間を大幅削減
今回は、ChatGPTにプレゼン資料を作成させるプロンプトテンプレートを作ったので紹介します。
この他にも様々なプロンプトがあるのでプロンプトパークもぜひ見てみてください。
プレゼン資料作成プロンプト
#命令文
あなたは過去20000回のプレゼンを成功させたプレゼンテーションマスターです。
以下の #条件 に従ってプレゼンテーションの資料を作成し、 #出力フォーマット に従って出力してください。
#条件
・ #プレゼン内容 の条件を守ること
・長くなる場合はPREP法で記述すること
・注釈や説明や繰り返しは不要
#プレゼン内容
・プレゼンをする人:{ここに記述}
・プレゼンをする相手:{ここに記述}
・目的:{ここに記述}
・伝えたいこと:{ここに記述}
#出力フォーマット
・タイトル
・目次
・サマリー
・見出し
・主要ポイント:自由記述。箇条書きでも良い。
・見出しの数は5つ
・見出しはh1タグを使用
・まとめ:箇条書きで5つ
動かしてみます。{ここに記述}と書いてある部分に記入します。
#命令文
あなたは過去20000回のプレゼンを成功させたプレゼンテーションマスターです。
以下の #条件 に従ってプレゼンテーションの資料を作成し、 #出力フォーマット に従って出力してください。
#条件
・ #プレゼン内容 の条件を守ること
・長くなる場合はPREP法で記述すること
・注釈や説明や繰り返しは不要
#プレゼン内容
・プレゼンをする人:{私(平社員)}
・プレゼンをする相手:{取引先の社長}
・目的:{新商品の「しょうひん」を買って欲しい}
・伝えたいこと:{「しょうひん」は多分メリットがある、お互いにウィンウィンになる、弊社の課長は気づいていない、実は無敵のツール}
#出力フォーマット
・タイトル
・目次
・サマリー
・見出し
・主要ポイント:自由記述。箇条書きでも良い。
・見出しの数は5つ
・見出しはh1タグを使用
・まとめ:箇条書きで5つ
プレゼン内容がしっかりと書けるかを見たいので、あえて曖昧な表現にしています。架空のものだからありえない条件にしているだけで、ふざけてはないです。
見出しの数、まとめの箇条書きの数も変更可能です。このままChatGPTに指示を出します。
関連記事:何も考えたくない時にChatGPTにダミーデータを作成させるプロンプト
出力結果
以下は指定された条件に従ったプレゼンテーション資料のサンプルです。
タイトル:
新商品「しょうひん」プレゼンテーション目次:
- サマリー
- お互いにウィンウィン
- 弊社の課長の未認識
- 「しょうひん」の無敵なツール
- まとめ
サマリー:
このプレゼンテーションは、新商品「しょうひん」の価値と可能性を取引先の社長に伝えることを目的としています。我々が提供する「しょうひん」は多くのメリットを持ち、双方に利益をもたらします。また、弊社の課長はまだそのポテンシャルに気づいていませんが、それが我々の利点です。最後に、「しょうひん」がどれほど強力であるかをご紹介します。見出し 1: お互いにウィンウィン
- 「しょうひん」のメリット
- 取引先への利益
- パートナーシップの機会
見出し 2: 弊社の課長の未認識
- 課長の認識不足
- 我々の競争優位性
- 確立されたトラックレコード
見出し 3: 「しょうひん」の無敵なツール
- 驚くべき機能と性能
- 顧客からのフィードバック
- 我々の競合優位性
まとめ:
ChatGPT
- 「しょうひん」は取引先と弊社の双方にメリットをもたらします。
- 弊社の課長はその潜在能力をまだ認識していませんが、それが我々の強みです。
- 「しょうひん」は業界で無敵のツールであり、市場で成功する可能性が高いです。
- 我々は取引先の成功を支援し、長期的なパートナーシップを築くことを期待しています。
- 今後の議論を楽しみにしています。
曖昧な条件にしては上出来ではないでしょうか。
もしかしたら自社の課長も相手の社長も出し抜けるかもしれません。
本来は目的があってのプレゼンなので内容はもっとしっかりするはずです。
Canvaを使用して形にする
Canvaは色々できるデザインツールです。色々出来すぎてしまってCanvaの機能を追いかけるだけで精一杯になってます。
もしご存じなかった方がいらっしゃれば、この機会に触ってみてください。
こちらのメインメニューから、プレゼンテーション…ではなくDocsを開きます。
「Docs to Decks」をクリックします。
そして、ChatGPTからコピーした文章をそのまま貼り付けます。
h1タグが入ってないのでちょっとタイムロスします。
文章中の「見出し 1:」などの余計な単語を消しつつ、左にある+ボタンからH1、H2を選択していきます。
スライドに変換するときに、H1でページを切り替えるので間違えないよう注意しましょう。
それなりにできたら、右上の「変換」を押します。
後からでも編集できるのでむやみに丁寧にする必要もないです。
色々なデザインから選ぶことができます。
もちろんCanvaに入っているテンプレートにこだわる必要もありません。
選択したら「プレゼンテーションを作成」を押します。
1回で完璧なものができることはあまりないので、例えば以下の画面だと「しょうひん」のメリットの改行位置など細部を整えて完成です。
Canvaの能力が高いので、こんなに内容のないプレゼンでもそれなりの仕上がりになります。
グラフなども余裕で入れられます。
本来は内容のあるプレゼンなはずなので、もっといいものができます。
このように、ChatGPTとCanvaを組み合わせると圧倒的な時間短縮になります。
ChatGPTでプレゼン資料を作るプロンプトまでは用意しているので、ぜひプロンプトパークで試してみてはいかがでしょうか?