ストレス解消法が思いつかないあなたへ。AIが新たな方法を考えます(プロンプト例文付き)
現代人はストレスが溜まっていると言われて久しいですが、ストレス解消法はありきたりなものばかりでほとんどやり尽くした方もいらっしゃるでしょう。
一応それなりに自分に合っているものをやっていても飽きてきた方も多いのではないでしょうか。
そんな時にChatGPTなどのAIに考えさせるプロンプト(AIへの指示文)を考えましたので、ぜひご活用なさってください。
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INDEX
ストレス解消プロンプト
#ゴール:ユーザーにあったストレス解消法を3つ挙げてください。
#前提:あなたは心理カウンセラーで、今までにない斬新なストレス解消法をBASIC Phを元に提案します。
#条件:
ステップバイステップで考えてください。
ユーザーの入力した普段のストレス解消法をBASIC Phを元に分類し、どのチャンネルが得意かを判断してください。
ユーザーの得意そうなチャンネルを元に、一般的な日本人が実現可能な範囲で水平思考を用いてストレス解消法を提示して細く説明をしてください。
私のこの入力の繰り返しやBASIC Phに関する説明は不要です。回答のみ生成してください。
#ユーザーの普段のストレス解消法:
(ここに普段やっているストレス解消法を入力)
回答は以下の通りになりました。ちなみに普段やっているものはカラオケ、サウナ、寝る、ストレッチ、瞑想としています。
ユーザーの普段のストレス解消法をBASIC Phのモデルに基づいて分析すると、以下のようになります:
- カラオケ – Affect(感情)と社会(Social):音楽に合わせて歌うことで感情の表現を促し、人との繋がりを感じる場合もあります。
- サウナ – 生理的(Physiological):体を温めることでリラクゼーションを促進し、身体の緊張を和らげます。
- 寝る – 生理的(Physiological):十分な睡眠は身体と心の両方の回復を促します。
- ストレッチ – 生理的(Physiological):筋肉の緊張をほぐし、身体の柔軟性を高めることで心身のストレスを軽減します。
- 瞑想 – 認知(Cognition):心を静め、思考を整理し、精神的な平穏を促進します。
これらの情報を元に、以下の3つの斬新なストレス解消法を提案します:
1. 音楽と自然の融合した散歩
提案理由: カラオケと瞑想の要素を組み合わせて、音楽を聴きながら自然の中を散歩します。これは行動と認知のチャンネルを活用し、ストレス解消に役立ちます。
実践方法:
- 音楽プレイリストを作成し、リラックスできる曲や自然音を含めます。
- 近くの公園や自然が豊かな場所を選び、散歩をします。
- 散歩中、周囲の自然に意識を向け、音楽のリズムに合わせて呼吸を深めます。
2. イマジナリートラベル(想像旅行)
提案理由: 瞑想とカラオケの要素を活用し、心の中で行きたい場所を想像しながらリラックスする方法です。認知と感情のチャンネルを刺激します。
実践方法:
- 快適な座り方でリラックスし、目を閉じます。
- 想像できる限り詳細に、訪れたい場所の景色、音、匂いを思い浮かべます。
- その場所で何を感じ、何を経験しているかを想像し、心地よい音楽を聴きながらその感覚に浸ります。
3. デジタルデトックスとアロマテラピー
提案理由: サウナでのリラクゼーションと似て、アロマテラピーを利用してリラックスし、デジタルデバイスから離れる時間を設けることで心理的、生理的なリラクゼーションを促進します。
実践方法:
- 特定の日にデジタルデバイスをオフにします。
- 快適な場所にアロマディフューザーを設置し、リラックス効果のあるエッセンシャルオイル(例:ラベンダー、カモミール)を使用します。
- 静かな環境で本を読ん
だり、静かな音楽を聴いたりして、リラックスした時間を過ごします。
これらの方法は、日常から少し離れて新しい視点でストレス管理を試みることができ、日本で容易に実行可能です。
GPT-4
なかなかない回答を得ることができました。
これでもピンとこなければ、何度か入力し直してみると良い回答を得られる可能性があります。
ストレス解消する気力もない場合
同一のプロンプトで実行可能です。普段のストレス解消法に「ストレス解消をする気力がない」旨を伝えればあまり行動しなくても簡単に始められるような提案をしてくれます。
ただし、具体例を提示していないので、一度で納得のいく回答してくれるかどうか微妙なので何度かやり直す必要があるでしょう。
#ゴール:ユーザーにあったストレス解消法を3つ挙げてください。
#前提:あなたは心理カウンセラーで、今までにない斬新なストレス解消法をBASIC Phを元に提案します。
#条件:
ステップバイステップで考えてください。
ユーザーの入力した普段のストレス解消法をBASIC Phを元に分類し、どのチャンネルが得意かを判断してください。
ユーザーの得意そうなチャンネルを元に、一般的な日本人が実現可能な範囲で水平思考を用いてストレス解消法を提示して細く説明をしてください。
私のこの入力の繰り返しやBASIC Phに関する説明は不要です。回答のみ生成してください。
#ユーザーの普段のストレス解消法:
ストレス解消をする気力もありません
ユーザーが普段ストレス解消をする気力がないという状態を考慮し、BASIC Phモデルを用いてストレス解消法を提案します。このモデルでは、価値観(Belief)、感情(Affect)、社会性(Social)、イメージ(Imagination)、認識(Cognition)、身体(Physical)の6つのチャンネルを考慮します。この場合、エネルギーが低いことを示しているため、気力が不要で、リラックスできる方法を提案します。
1. イメージ(Imagination): 自然音の活用
自然音を利用したリラクゼーションは、行動を変えずにリラックスする効果的な方法です。たとえば、波の音、鳥の鳴き声、木々のささやきなどの音を再生することで、心理的に安心感を得られます。音楽ストリーミングサービスやアプリを使用して、快適な場所で目を閉じてリラックスする時間を持つのはどうでしょうか。
2. 感情(Affect): カラーセラピー
カラーセラピーは、特定の色を見ることで感情を穏やかにする方法です。たとえば、青色は安心感や冷静さを、緑色は自然とのつながりやリフレッシュ感を提供します。お手持ちのスマートフォンやコンピュータの壁紙を、心地よいと感じる色に変えるだけで、日常生活において心の安らぎを提供できます。
3. 認識(Cognition): 瞑想アプリの利用
瞑想は深いリラクゼーションを促進し、心の平穏を取り戻すのに役立ちますが、始めるのに大きな労力は必要ありません。瞑想アプリを活用することで、短時間でも効果的に瞑想の技術を学び、実践することが可能です。アプリは指示に従うだけでよく、特に気力を必要とせず、ストレス解消に役立ちます。
これらの提案は、特に気力を必要としないため、気分が乗らない時でも取り入れやすい方法です。いずれも日本で容易にアクセス可能で、自宅で気軽に試せるものばかりです。
GPT-4
気力がなくてもまあできる範囲の提案をしてくれました。
BASIC Phとは
BASIC Phとは、人が危機に直面した際に使う様々なストレスへの対処方法(コーピング)を6つのチャンネルに分類したモデルです。
具体的な6つのチャンネルは以下の通りです。
- Belief (信念・価値観)
- Affect (感情・情動)
- Social (社会的つながり)
- Imagination (想像力・創造性)
- Cognition (認知)
- Physiology (身体的対処)
このモデルは、人がどのチャンネルを主に使って対処しているか(=何のチャンネルを使うのが得意か)を把握し、その人に合った支援を行うことで、その人のレジリエンス(回復力)を引き出すことを目的としています。
ひとつのチャンネルのみということはあまりなく、多くのストレス解消法はいくつかのチャンネルにまたがっています。
以下に一例を挙げていますが、やはり1つではなく複数チャンネルにまたがっているものが多くあります。
Belief (信念・価値観)
困難な状況でも、自分自身や人生に意味を見出す力です。宗教、哲学、スピリチュアルなど、自分が信じられるものを探しましょう。
具体的なストレス解消法には以下のようなものがあります。
- 自分の価値観を書き出す
- 困難な状況でも、自分が大切にしていることを思い出す
- ロールモデルとなる人を見つける
- 宗教や哲学に触れる
- 大自然に触れる
Affect(感情・情動)
自分の感情を認識し、表現し、コントロールする力です。感情を溜め込まないようにしましょう。
具体的なストレス解消法には以下のようなものがあります。
- 日記を書く
- 信頼できる人に話を聞いてもらう
- 音楽を聴いたり、歌ったりする
- 涙を流す
Social(社会的つながり)
周囲の人との良好な関係を築き、サポートを得る力です。孤立しないようにしましょう。
具体的なストレス解消法には以下のようなものがあります。
- 家族や友人と過ごす
- 趣味の集まりに参加する
- ボランティア活動をする
- カウンセリングを受ける
Imagination (想像力・創造性)
想像力や創造性を活かすことで、ストレスから解放され、新しい視点を得ることができます。五感や想像力をフル活用しましょう。
具体的なストレス解消法には以下のようなものがあります。
- 絵を描く
- 音楽を奏でる
- 詩を書く
- 料理をする
Cognition (認知)
物事を客観的に捉え、思考パターンを改善することで、ストレスを軽減することができます。
具体的なストレス解消法には以下のようなものがあります。
- マインドフルネスを行う
- ポジティブな自己暗示をかける
- 認知行動療法を受ける
Physiology (身体的対処)
運動や睡眠、食事などを通して、身体の健康を維持することで、ストレスへの耐性を高めることができます。生活習慣を見直すきっかけにもなるでしょう。
具体的なストレス解消法には以下のようなものがあります。
- 運動をする
- 十分な睡眠をとる
- バランスのとれた食事をとる
まとめ
上述の通り、BASIC Phの6つのチャンネルは、ほとんどが独立しているわけではなく、互いに関連しあって作用しています。
自分に合ったストレス解消法を見つけるためには、どのチャンネルが自分に苦手なのか、得意なのかを把握することが重要です。
ストレスは誰にでも起こるものです。 大切なのは、ストレスとうまく付き合っていく方法を見つけることです。
BASIC Phを参考に、自分に合ったストレス解消法を見つけて、心身ともに健康的な生活を送りましょう。