プロンプト集「プロンプトパーク」とは?他のサービスにはないメリットを紹介!
ChatGPTや生成AIの普及に伴い、AIへの指示や質問である「プロンプト」の需要も増えてきました。
役に立つプロンプトを集めたサイト「プロンプト集」を探している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は本サービス「プロンプトパーク」を紹介します。
またプロンプトパークのメリットやデメリットも紹介しますので、ぜひ最後まで読んでご参考になさって下さい。
プロンプトパークを使っていただけると嬉しいのが本音ではありますが、この記事がプロンプト集を選ぶ上でご参考になれば幸いです。
関連記事:プロンプト文例集「プロンプトパーク」の使い方・おすすめの人を紹介!
INDEX
プロンプトパークのメリット
プロンプトとチャットが連携できる!
プロンプトパークでは、GPTモデルとチャットが可能です。
つまり、「プロンプトをコピーした後、ChatGPTに移動してペーストする」という作業を行わなくても、チャット機能によりそのままプロンプトを使用できるのです。
しかもChatGPTなら月額20ドルの有料プランでしか使えない「GPT-4」がご利用いただけます。
ChatGPTを触ったことのある方は経験していると思いますが、GPTはモデルの性質上、正しくない回答を生成したり、情報が不十分な場合もあります。
そのような時は、プロンプトから出力された回答に対して、チャットをリセットする事なくさらに要望を付け加える事ができます。
さらに、質問を追加でしたいのになんと言っていいのかわからないケースもあると思います。
そのような時に便利なのがプロンプト入力欄の真上にある「この回答に関して詳しく聞く」というボタンです。
ここを押すと、チャットをリセットすることなくサイドに新たなチャット画面が出現して「関連する質問」の候補が出てきます。
こちらの「関連する質問」にお好みのものがあればそのまま幅を広げてメインのチャットとすることができます。
メインのチャットと関連する深掘りのためのチャットは、幅が変更できます。
自分のプロンプトを作成できる!
プロンプトパークでは、ご自身でプロンプトを作成することも可能です。
ビジネス系ばかりのプロンプト集にちょっと飽きてきた方もいらっしゃるでしょう。
私はそうです。
このように「面白いプロンプトを作ってみたい」方だけでなく「プロンプトの作成に挑戦してみたい」方もぜひプロンプト作成にチャレンジしてみて下さい。
プロンプトの作成にチャレンジすることは、スキルアップにも繋がります。
スキルアップの練習のためのプロンプトの作成ももちろんできます。
完成するまで自信がなかったり、オープンにしたくない場合にも安心の非公開機能もあります。
※ちなみにビジネス系のプロンプトよりエンタメ系のプロンプトの方が作成の難易度は高いです。
SNSでシェアできる!
「ご自身で作ったプロンプトをもっと公開したい!」「このプロンプト面白い!」といった方のために、SNSとの連携もできます。
特に、X(旧Twitter)、LINE、Facebookにはボタンひとつでシェアできます。
リンクをコピーすることもできるので、他のSNSやホームページなどでも使用可能です。
プロンプトパークのデメリット
ここまでいいことばっかり言っているという自覚があるので、ここではデメリットもお伝えします。
プロンプトのクオリティが安定しない
みなさまがプロンプトを作成できるということは、初心者の方の作成したプロンプトも当然あります。
プロンプトを作成することは、悪いことではないですが「実務に使いたい」という方にとっては不便に感じるかもしれません。
そのような時はプレビュー画面があるので、どのような出力ができるのかをおおまかに確認できます。
レビューや閲覧数も記載されているので、使えないと思ったら使わないことも当然できます。
また、公式プロンプターバッジがついている方のプロンプトは精度がいいので「作成者」から見分けることもできます。
関連記事:【ChatGPT活用者必見】プロンプトパーク公式プロンプターの特典を紹介!
会員登録が必要
プロンプトを作成、公開できるという性質上、どうしてもSNSのような登録制のサービスとなります。
アカウントの作成自体は簡単にできますし、特に不都合はないと思いますが、気になさる方にとってはデメリットと感じてしまうかもしれません。
アカウント作成前に数回テストで使用する事ができるので、そこで判断してみるということもできます。
ChatGPTに比べると出力が遅い
本家のChatGPTに比べると、出力が遅いと感じるかもしれません。
しかし「コピーしてChatGPTに移動して入力して…」という手間を考えると時間は短縮できますので、少しお待ちください。
【必見】気になる目玉機能!
メリットの所で気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、プロンプトパークではFunction calling(関数呼び出し機能)がご利用できます。
「Function callingって何?」と思った方も多いと思いますので、今回は説明と実演を兼ねて、以下の文章を打ち込んでみました。
「Function callingを使うことで何ができるかをわかりやすく説明したいです。Function callingを使わないとできないことを何か実演して下さい。」
Function calling(関数呼び出し)を使うことで、特定の処理を再利用することができます。関数を定義し、その関数を呼び出すことで、同じ処理を繰り返し書く必要がなくなります。これにより、コードの再利用性が向上し、プログラム全体のメンテナンス性が高まります。
例えば、以下のようなPythonのコードを考えてみましょう。
#
関数呼び出しを使わない場合
print("Hello, World!")
print("Hello, World!")
print("Hello, World!")この場合、同じメッセージを3回表示するために同じコードを3回書く必要があります。しかし、関数呼び出しを使うと、以下のようになります。
#
関数呼び出しを使う場合
def print_message():
print("Hello, World!")
print_message()
print_message()
print_message()
このように、関数を定義しておけば、同じ処理を簡単に繰り返すことができます。もし実演が必要であれば、関数呼び出しを使わない場合と使う場合のコードを実際に実行してみることができます。それにより、関数呼び出しを使うことでコードの簡潔さや再利用性がどのように向上するかを実際に確認することができます。
プロンプトパーク
プロンプト作成時には、下図の「ディープサーチ」のON/OFFでFunction callingを使用するかしないかを決めることができます。もちろん後からでも変更可能です。
新機能!RAG(検索拡張生成)追加!
今までプロンプトパークについて解説しましたが、ついにRAG(検索拡張生成:Retrieval-Augmented Generation)機能が追加されました。
アシスタント機能の「情報を教える」というところから自分だけの情報を教えることができます。
もちろんその情報をもとに回答してくれるようにすることも可能です。
LLMと検索拡張機能の統合により、よりご自身に合った回答が可能となります。
関連記事:RAG(検索拡張生成)とは?LLMをさらに活用する方法を解説!
まずはお試ししませんか?
上に述べたように、テストで数回ご利用できます。
百聞は一見にしかずです。ぜひお試し下さい。