PASTORフォーミュラをAIに考えてもらうプロンプトを例文付きで紹介!
マーケティング業界もフレームワーク多すぎ問題がありますが、比較的新しいフレームワークとして「PASTORフォーミュラ」というものがあります。
今回は、PASTORフォーミュラをAIに考えてもらうプロンプトを紹介します。
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INDEX
PASTORフォーミュラとは
PASTORフォーミュラとは、以下の6つの要素からなるフレームワークで、メールマーケティングやセールスライティングなどに活用されます。
- 問題(Problem):顧客の問題を提示
- 拡大(Amplify):問題に対処しなかった場合の結果を提示
- 解決(Solution):“Story and Solution”とされるケースもあり、ストーリーにより問題をわかりやすくし、解決策を提示
- 証言(Testimony):商品やサービスが「その問題を解決できる」ということを証言
- 提供(Offer):上記の証言の具体的な内容を提供
- 回答(Response):商品やサービスが問題を解決できると改めて回答することで行動を促す
まわりくどく感じてしまうかもしれませんが、顧客に寄り添うことで問題解決策を提示するというものなので、問題を抱えている顧客へのメールでのアプローチという手法にマッチしていると考えられます。
こちらをAIであるGPTにやらせようという魂胆です。
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PASTORフォーミュラプロンプト
#成果物:{商品やサービス} を訴求するためのメールのタイトルと内容
#前提:あなたは超一流のセールスコピーライターです。
PASTORフォーミュラにより20000人の顧客を満足させてきました。
#指示:
以下の{条件} に従って、メールのタイトルと内容を考えてください。
注釈や、繰り返しは不要です。結果のみ出力してください。
#条件:
ステップバイステップで考えてください。
STEP1.{商品やサービス} が解決できる問題を気づかせるような文章を考えてください。
この時点では{商品やサービス} について直接明言してはいけません。問題を抱える顧客に寄り添ってください。
STEP2.STEP1での問題を放置した場合に起こりうる最悪のシナリオを考えてください。
脅しにならないように、徹底して顧客に寄り添う必要があります。「最悪のシナリオ」という言葉を出力しないでください。
STEP3.問題と解決策をストーリーテリングを用いてわかりやすく提示する内容を考えてください。
STEP4.{商品やサービス} がその解決策にマッチしていることを示す内容を考えてください。
STEP5.STEP4を具体例を用いてわかりやすく説明する文章を考えてください。
STEP6.改めて{商品やサービス} がどのように問題を解決できるか考えてください。
STEP7.STEP1からSTEP6までを順番に示すメールの内容を流暢な日本語で書いてください。
「STEP」という言葉を出力してはいけません。流暢でなくなるからです。
#商品やサービス:"(ここに入力)"
かなり具体的に商品やサービスを提示する必要がありますが、一旦実験として「車」を訴求してみたいと思います。
車を売ってみる
メールタイトル: 「あなたの日常に潜む移動のストレスを解消しませんか?」
メール内容: 皆様が日々直面している通勤や移動の煩わしさについて、少し立ち止まって考えてみませんか?満員電車でのストレス、バスの待ち時間、移動の不便さは、日々の生活の質を大きく左右しています。
このままでは、貴重な時間が移動に奪われ、家族や趣味の時間が削られ、ストレスが積み重なる一方かもしれません。快適な移動手段があれば、もっと生活が豊かになるはずです。
そんなあなたのために、私たちはある解決策をご用意しました。想像してみてください。自分のペースで移動できる快適な空間。外の天気を気にせず、好きな音楽を聴きながら、リラックスして目的地に向かうことができるとしたらどうでしょう?
私たちの提供する「車」は、まさにその解決策にぴったりです。例えば、あるお客様は、当社の車を利用することで、通勤時間を半分以下に短縮し、その分を家族と過ごす時間に充てることができました。
私たちの車は、快適な乗り心地はもちろん、燃費の良さや安全性にも優れており、あなたの日常生活に新たな価値をもたらします。移動のストレスから解放され、もっと自分の時間を大切にできるようになるでしょう。
今こそ、移動のストレスを解消し、より良い毎日を手に入れるチャンスです。私たちと一緒に、新しい移動の自由を実感してみませんか?お待ちしております。
プロンプトパーク(GPT-4)
ちょっと冗長ですが、いきなりCTAのメールが多い中では目立つでしょう。
これを顧客情報と当てはめてさらにパーソナライズできれば割と優秀なものになるのではないでしょうか。
プロンプトパークを訴求してみる
第二案として、プロンプト集である本サービス「プロンプトパーク」でもやってみます。
ちなみに「商品やサービス」の欄には「プロンプト集。色々なプロンプトがあって生成AIの使い方がわからない方に有益なプロンプトを提供することで生成AIを使いやすくする」と入力しています。
「プロンプトパーク」と入れると、ちゃんと説明してしまい公平性が担保できない可能性があるため、上記の表現としました。
メールタイトル: 【AI活用の悩み、解決の糸口を掴みませんか?】
メール内容: 皆様がAIの可能性に期待を寄せる一方で、その使い方に頭を悩ませていることはありませんか?「AIをもっと活用したいけれど、どうしていいかわからない」という声を多く耳にします。
そのままでは、AIの真の力を引き出せず、競合他社に大きく差をつけられてしまうかもしれません。時代の波に乗り遅れ、ビジネスチャンスを逃すことにもなりかねません。
しかし、ご安心ください。そんな悩みを抱える皆様のために、私たちはある物語を紡ぎました。それは、AIを使いこなすための「プロンプト集」という救世主の物語です。この物語の主人公は、AIを最大限に活用し、ビジネスの成功を収めるあなた自身です。
この「プロンプト集」は、AIを使いこなすための具体的なプロンプトを提供し、AIの潜在能力を引き出す鍵となります。例えば、マーケティングの自動化、顧客サービスの向上、データ分析の高速化など、AIを活用するためのシナリオが豊富に揃っています。
実際に、ある企業はこのプロンプト集を使って、わずか数週間で顧客満足度を20%向上させました。また、別の企業では、効率的なデータ分析により市場のトレンドをいち早く捉え、新たなビジネス機会を生み出すことに成功しています。
私たちの「プロンプト集」を手に入れることで、AIの使い方に迷うことなく、ビジネスの成長を加速させることができます。AIを使いこなし、競合他社に差をつける一歩を踏み出しましょう。
今こそ、AIの真価を引き出し、未来への大きな一歩を踏み出す時です。お問い合わせを心よりお待ちしております。
敬具
[あなたの名前] [あなたの連絡先情報]
プロンプトパーク(GPT-4)
拝啓がないのに敬具があるというのは置いといて、なかなかいい感じかと思います。
実例は勝手に生成しているので、嘘エピソードになっちゃってますが、本来の実例に差し替える必要はあります。
上記の通りの「プロンプトパーク」をぜひお試ししてみませんか?
(お問い合わせの必要はありません。下記のバナーからお試しできます。)