ChatGPTの使い方のコツを解説!という名目で自分がAIを使う上でのあるある言いたい
今回は、ChatGPTの使い方のコツを紹介するというよりは「あるあるネタ」を言いたいだけなのですが、ChatGPTの使い方のコツと通ずる所はありますので、こんなタイトルでも許されるのではないかという魂胆です。
「ChatGPT 使い方」とかで検索に乗っかろうとしている、俗に言う「エセSEO対策(通称:エセEO対策)」です。
意外と小手先SEO対策しているサイトより役立つ情報があるかもしれません。わかんないですけど。
注意点としては、1個人の意見ですので私のバイアス(参考記事:【ChatGPT】逆にAIにバイアスを指摘してもらうプロンプト|例文付き・是非コピペ )がかかりまくっていることです。
ご了承下さいますようお願い申し上げます。
関連記事:プロンプトエンジニアになるために必要な7つのスキル
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生成AIの注意点を受け入れてしまっている
生成AIの2大欠点としてよく挙げられる「間違った回答をすることがある」「バイアス(偏見・先入観など)が含まれている」(参考記事:ChatGPTの仕組みを分かりやすく解説 )ですが、当たり前と思ってしまっています。
人間よりマシな気がするので、かわいいぐらいにしか思ってませんが、大多数の方にとっては結構深刻に考える必要があることをつい忘れてしまいます。
かわいいと思っているので「ChatGPTが間違ったことしか言わない」みたいなことを耳にするとちょっとイラッとしてしまいます。
この文章からも人間のバイアスの方が深刻っぽい気がしますね。
ノーバイアス人間を目指しがち
無理なんですけど、バイアスはどうしても意識するので自分のバイアスをなるべく減らしたいとは思っています。無理なのはわかってるのですが。
同時に「多様性への理解」がいかに難しいかも考え込んでしまいます。
DEI(多様性、公平性、包括性)の実現ってなかなかの難易度です。
普段使わないAIモデルについてはそんなに詳しくない
私はChatGPT(GPT-4)とGoogle Bard(PaLM2)をよく使ってます。個性がなくてすいません。
なのでClaude、Llamaあたりのことは正直そこまで詳しくないです。
調べろよと自分でも思っていますが、あまり困ってないのでChatGPTとBardのもっといい使い方を模索する方を優先してしまいます。
ChatHubという複数のモデルに同時に出力させるツールがあるのですが、GPT、Bard以外の特徴をあまり知らないので結局ChatGPT、Bard、Bing、Geminiの4画面出力ばっかり使ってます。
関連記事:【2023年AI決勝戦】ChatGPT(GPT-4)VS Google Bard(PaLM2)対決
普段使ってるAIモデルについては無駄に詳しい
私の場合はChatGPTとBardですが、ほとんどの人からしたら一緒に見えるでしょう。
でもChatGPTは仕事の幅が広い一方で、Bardはマイナーな固有名詞にも対応できるという得手不得手があるんですよ。
長くなるのでこの辺にしておきますけど、パラメータ数では語れない微妙に違う能力の差がはっきり分かれます。
関連記事:【ChatGPT活用者必見】プロンプトパーク公式プロンプターの特典を紹介!
自分の自然言語処理能力が不安定になる
短文に刻んで入力することが多いので、長文書けません。
あと、語彙力が必要なのに低下してる感じがします。すぐにGPTちゃんに聞いてしまうので「名前が思い出せない」系の物忘れは爆速で解決してしまうため記憶に残りません。
プロンプトエンジニアのダメな例ですので、真似しないで下さい。
関連記事:映画のタイトルがわからない時の対処法!ChatGPTに思い出させるプロンプトの例文も紹介
でも英語力が謎に身に付く
英語の出力の方が精度が良いので、読解の面でも入力の面でも英語でやり取りした方がいいケースもあります。
翻訳を1回噛ませれば良いだけですが毎回となるとちょっと面倒なのでそのまま読んじゃうことも多いです。
ChatGPTを使った英語学習方法で最も効果的なのはChatGPTを使いこなすことだけのような気さえします。
関連記事:ChatGPTでビジネス英語のメール作成におすすめのプロンプトを例文付きで紹介!
ガチのクリエイターにビビる
AIの画像生成もクリエイターの方々はもちろんですが、ノーAIでできた作品を見て感動する気持ちは以前より増えた気がします。
AI系は、マネタイズとか費用削減に直結させたい方々が多いかもしれませんが「商品と作品の違い」という壁に当たってしまいます。
ちなみにAIが描いた絵、AIが書いた文章を見抜く力も結構すぐ身に付きますし、最後は人間の手を加えるのは必須です。
音楽、動画はまだちょっと難しいですけど。
この記事のアイキャッチもOpenAIのクレジットがなくてもすぐにわかりますね。
(プロンプトもそんなに頑張ってないです)
すぐAI使うやつと思われてそうで不安になる
すぐAI使うやつなのは合ってるし、別に不都合もないのですが噂されてそうで。
答えが欲しいのではなくアイデアが欲しい
相談されたことをすぐにAI使って聞いてみるのですが、答えではなくアイデアが欲しいだけです。
ゴールではなくスタートのきっかけ欲しさに使うシーンがよくあります。
その後で並走する感じです。なので、私がAIを使ってる時はゴールは出そうとしてません。
むしろゴールの方が、人間の微調整によって成り立つのはしばらく変わらないのではないかと思います。
AIの得意不得意と人間の得意不得意がすぐわかる
普段使ってるだけでもすぐにAIの得意分野がわかってしまうので、人間同士の会話で「それGPTの方が早いんだけどなー」と思うことがちょいちょいあります。
※Bardでもいいですけど、本サービスはGPTモデルなのでGPTを持ち上げておきます。
むしろ意識の高い会話はGPTの方が圧倒的に強いですし、相談相手としても優秀すぎます。
「提案」って人間からされると欲や金が絡んでることを警戒してしまいますが、AIからの提案には欲がないのでノーバイアスでスッと入ってなるほどなと思ってしまいます。
さらに、人間同士の会話では途中で割り込んで来られて結局「声の大きさで決まる」みたいなことも起こりますが、AIなら確実に1ターン待ってくれますし、ダメな意見と思ったら忖度なく指摘できます。
もう意識高い会話はGPT噛ませた方がいいのではないかとすら思っちゃいます。
逆にエンタメ系は人間の方が圧倒的に強いので、どうでもいいようなくだらなく聞こえるような雑談から生まれるアイデアやイノベーションは人間の武器と感じております。
なので積極的にくだらない話をしましょう。
プロンプトとチャットとGPTsのどれを使うべきシーンかもすぐわかる
チャットもプロンプトですけど、それは置いといて、組み込んだプロンプトは何度も使うような場面で役に立ちます。
GPTsは自分オリジナルのものでなおかつかなり高頻度で使う場合に作成します。
ただ、GPTs作成の際に、チャットで作成するよりは、管理画面側(CreateではなくConfigure)で作成したほうがクオリティが高いものができるので、そこでプロンプトの知識があると高品質なものができます。( 関連記事:GPT Store(GPTストア)開始記念!GPTsの作り方を実践しながら紹介! )
逆に1回し使わないけど、きちんと自分の置かれた状況下で何をすべきかを相談するのは普通に会話したほうが精度が高いです。
ただそこでプロンプトの知識があると時間短縮にはつながります。
何度も使うような場面で役に立つ、組み込んだプロンプトがたくさんあるプロンプトパークをぜひ試してみてはいかがでしょうか?
という自分でもびっくりするような訴求の着地ができたので終わります。